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寒いですね〜

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2月になってから雪が降ったり。
地面から冷気がジワジワしてくる感じです。


部屋の中でも寒いので、エアコンはつけずにホットカーペットだけでしのぐべく、こんな格好で仕事をしています。
モコモコムクムクになるのは何だか幸せな気分で、
こんな寒い日もけっこう好きです♪


* * *


この一週間は、お陰さまでお仕事をがんばりつつ、
昨日は確定申告を出しに税務署に行ってきたりしつつ、
週末はちょっと不思議な体験をしてきたりしました。

横浜までは片道2時間と遠かったけど、
それだけの時間をかける価値のある体験でした。
来月、もう一回行ってから1通り体験したことになるので、
そのご報告はその後もしかしたらお伝えするかも?
そっと心の中で温めたくてしないかも?です(^ ^)

こんな寒い日々に懐も寒いので、
おうちでぬくぬく幸せな気分になれることを探してみてます。
連ドラを楽しみにしてみたり、
少しだけ部屋の模様替えをして気分転換してみたり。

それと、幸せの代名詞!「寝る前のふとん」の中で、
図書館で借りた本を読んだりです。


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最近は、五木寛之さんの『息の発見』(平凡社)を読んでいます。“発見シリーズ”ということで、何冊か出版されていて、その前に『霊の発見』というのを借りて読んだらすごく面白かったので、続けて借りました。
(その後は『気の発見』を予約中♪)



五木さんは、田口ランディさんに次ぐ大好きな作家さんです。
龍谷大学という仏教の大学を大人になってから卒業されたので、
宗教のことにとても詳しく、それを作家という立場から書かれていて
とても分かりやすいのです。
そんな五木さんが、玄侑宗久さんという禅のお坊さんと対談されている内容なので、専門的すぎて分からないこともあるけれど、すごく面白いです。

“禅”というのは、あれです、並んで座って、
頭の中を無の状態にするあれです。
お坊さんが後ろで棒を持って見張っていて、
頭に雑念が浮んでいると肩をパーンと叩かれる。

頭を無にするというのは、とても難しいことで
普通の人間がそうカンタンにできることではありません。
もちろんそれはお坊さんにも分かっていることで、
どうしても何かを考えてしまうときには、
考えてしまっても、その考えに固着せず、
ただただ考えを流すのだそうです。
川の流れのを見つめるように、
一つの考えに執着せずに流してしまうのだそうです。

これを読んだ時に、週末の不思議体験に似てるなぁ…と思いました。
無意識・潜在意識に関係する体験だったのですが、
その時も頭に浮ぶことをただ感じれば良いと言われました。

こだわらず、ただ自分の感じることを感じる。

そんなことを思って本を読み進めると、
病気や医療の話になってゆき、その中で、五木さんは病院に行かない主義をつらぬいているそうなのですが(笑)、玄侑さんもあまり検査には行かないそうで、こうおっしゃました。
「検査は、体に悪いかなと思っています。
 常識は、こころに悪い(笑)。」


常識は、こころに悪い。


うわぁ…っ!なんかすごい言葉に触れた感じがしました!!
ホントにそうですよね。「常識は、こころに悪い。」
健康の目安で色んな数字が平均値、健康ちとして表示されているけれど、
それが、人の心まで健康にしてくれるわけじゃない。

数字や常識にしばられずに、自分の体や心はちゃんと自分で感じて、
何が体にとって悪いことなのか、
何が心にとって安心や安らぎややる気を持たせているのか、
人任せにせずに自分で体感して覚えなきゃいけない。

常識ではこうだとしても、自分にとって良くないモノは手放す勇気。
自分の感覚に確信を持つこと。

そういうことは、とても大事なんですね。
by tomokuro-55 | 2010-02-17 13:14 | ひとり言