丸木美術館

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今日は昨夜思い立って、
2つお隣のつきのわ駅から徒歩30分の
丸木美術館に行ってきました。


* * *


しとしと小雨が降る中、テクテク歩いて美術館へ。
「寒い中来てくれたので100円おまけしますね」
と入館料をちょっとおトクにしてもらっちゃった(^ u ^)

丸木美術館が「原爆の図」として有名なのは知っていましたが、
“百聞は一見に如かず”ですねぇ。
二階の「原爆の図」屏風絵8巻のフロアは圧倒される迫力でした。

明日は3.11。
明日は明日で「米酒の会」最終回なので、
その日を参加者さんやスタッフのみんなで分かち合えるので、
前日の今日、丸木美術館で戦争や原爆のことを一人で考えるのは
良い機会かなとも思いました。

戦争を知らない自分が、
平和を語るのは何となく軽いような気がして、
実際にこうやって丸木夫妻を通しての作品に触れるだけでも、
ただ言葉を失うしかなく…

だけど、目をそらさず見つめることも
時には大切なことだなと思いました。
だって事実なのだから。
その事実を背負うことはできなくても、
ただ知ること・見ることしかできなくても
それはムダじゃないんじゃないかな。

そして、過去の悲惨な現実を知る語り部として、
丸木夫妻の作品はとてもやさしいものでした。

描かれてるのは地獄絵図です。
だけど、私は「原爆の図」には攻撃されませんできた。
これだけの作品を1時間近く見ていても
ちっとも疲れなかったんです。

時々、美術展などで大作がズラリとならぶ展示を見ると、
“当てられて”どっと疲れてしまうことがあります。
今日はそれが全然なかったんです。

それどころか、ちょっと不思議な感覚だったのですが、
描かれている人たちの焼けただれた肌や
はれてむくんだ顔を見ていたら、
ふと、「この肌に触れてロミロミをしてあげられたら…」
と思ったんです。

実際にこの時代に自分が生きていたとしても、
その現場でそんな勇気があるとは思えないし、
戦時中にロミロミ…なんてこともありえないんですけどね(^^;)

もしかしたら、丸木夫妻の思いに触発されたのかも?
彼らが作品に込めたのは「鎮魂」「平和への祈り」。
これだけの地獄絵図を描きつつながらも、
描いている彼らの手は、
ロミロミと同じ Loving Touch だったのかも。

目に見える表現と、見えない思い。
「祈り」の作品だから、“当てられる”ことなく
むしろロミロミと同じ愛情を感じたのかもしれないなぁ。



たまにはこうやって雨ふる日に、
一人で美術館で作品と静かに向き合うのも良いですね(^^)♪


--- end ---
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by tomokuro-55 | 2012-03-10 15:11 | 観る・歩く | Trackback
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