「刺し子」チクチク

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先日、お友達のさゆりちんと一緒に、新宿のオカダヤに初めて行きました。

■手芸・洋裁・手作り用品の専門店「オカダヤ」

彼女が今、“刺し子”に興味深々だそうで、
一緒に見てるウチに わくわくウズウズ、モノ作り魂に火が付いてしまい、
気付けば、刺し子の練習キット「花ふきん」と刺し子グッズを手に
レジに並んでいました…

さっそく仕事の合間、眠れない夜に、チクチク.....チクチク......

この地味な作業が楽しい♪
こうやって実際に手を動かすのは、やっぱり楽しいのです。

* * *

私が今縫っている模様は「七宝つなぎ(しっぽうつなぎ)」というそうで、
他にも日本古来の模様が沢山あります。
「麻の葉」「野分け」「亀甲」「青海波」 などなど。

その模様の名前は、着物の模様でも同じモノがあるし、
「麻の葉」などは和装本の製本の糸の通し方にもあるんです。
どれも、情感のある、素敵な呼び名ですよね。

おまけに後で、さゆりちんから「刺し子」の由来を聞いてますます嬉しくなりました。

 「刺し子」はもともと木綿が貴重だった時代に、
 できるだけ長く使えるように布を補強するためのものだったようだよ。
 もちろん装飾の意味もあるんだろうけど。
 ある意味エコな思想が感じられるね。

そうなんだー!
日本人の暮らしの知恵とセンスって素晴らしい!
刺し子はモノを大切にしようとする気持ちから生まれたデザインなんだ。

これぞ、デザイン!これぞ機能美!

* * *

そんな時、ふと思い出したのがハワイのハワイアンキルト。
素晴らしいステッチで、ハワイの自然をモチーフにシンメトリーデザインを描く、
ハワイの伝統品です。

ハワイアンキルトは、とても貴重な物で、リスペクトの意を表すために
必ず椅子の背もたれに掛けるようにして、決してキルトの上には座らないそうです。

それも高尚で素敵な事だと思うけれど、
キルトを作っている女性の厳しい表情を見て、少し寂しい気持ちにもなりました。
絵画と同じ物だと思えばいいのだけれども、
作ったものは使える物るなら送った人に使ってもらいたい。

だから、「刺し子スピリッツ」に大いに共感してしまったのです。


「時間がない、時間がない」と言って、色んな物を粗末に扱ってしまう今の時代だから、
物を大切にする事を自分の意志で、意識して生活していかなきゃなぁ…と
チクチクしながら思ったのでした。
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by tomokuro-55 | 2007-08-28 03:23 | 作る・創る | Trackback
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