環境トークカフェ「食と文化」

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今日、国分寺にあるカフェ・スローで開催された
『環境トークカフェ』というイベントに行ってきました☆

カフェ・スロー
★「環境トークカフェ」主催:NPO法人自然環境復元協会


会場であるカフェ・スローの店内は、フェアトレードの商品や、有機無農薬のコーヒーやお米などあり、カフェの椅子や机も使い込まれた手作りの家具みたいで、どことなくアジアで無国籍な雰囲気でした。

今回のイベントは、NPO法人自然環境復元協会というところが主催した
『環境トーク・カフェ』の4回目の題材「食と文化」。

チケット¥1500に付いてるフェアトレードのコーヒーを頂きながら、「アチパン3種盛り合わせ」を追加オーダーして、もぐもぐリラックスしながらお話を聞きました。

何にも分からず行ってみたので、どんな内容なのか知らなかったのですが、
早稲田大学名誉教授の先生が話してくれる“棚田”のお話でした。
やー もっと広く「食と文化」についてだと思っていたら、“棚田”ピンポイントでビックリ(笑)。

「棚田」っていうと、美しき日本の光景…
という何となく現実味のない憧れの風景のように感じます。

でも、見るには美しい景色でも、それが山と海に囲まれた平地の少ないこの日本の土地でお米を作るために、私たちの祖先が工夫をこらして気の遠くなるような労力を費やして田んぼを作ってきた成果なんですね。

棚田があるお陰で、急斜面の地滑りが防げて、
すぐに海に流れてしまう水を土地に保水してくれることとか、
水を枯らしてしまうと田んぼの基盤にしきつめた粘土層が割れて、そこから水が地層に入り込んで土砂くずれになってしまう事とか。
「お米を収穫する」という事以外にも、そこで生活する人にとっての利点があるということを知りました。

日本各地には、沢山の棚田があって“千枚棚”と呼ばれる広大な棚田や、150段もある棚田もあるそうです。中島先生が、プロジェクターで日本各地の棚田の写真を見せてくださって、その美しさに見とれてしまいます。

人間が手間ひまかけたものは、本当に美しいなぁ…。

人工の物は、どこまでいっても人工の物でしかないけれど、でも、膨大な手間ひまと時間がそこに加わるとだんだんと“自然”に近付いていけるんじゃないかな…と、棚田を見ていて思いました。

棚田は、平地の田んぼにくらべると、大型機会を使う事もできないし、生産性が低いためにその数が現象しているそうです。
それが近年、「文化的景観」が新設されたり、棚田でお米を作っている農家に「直接支払制度」というのが出来て、その現象に歯止めがかかってきたそうです。

でも実際、農家さんの高齢化のために小規模集落が減少していて、新しく農家を引き継ぐ世代を受け入れる体勢を作らなければ、この美しい景色も残していく事ができない。

かといって、自分がいきなり農家の嫁になることもできません。。
(まだここですべき事があると思うんです.... )

今すぐにできる事があるとしたら、それは「お米を食べること」だそうです☆
それならできる!

戦後から、日本人のお米の消費率が下がっていて、
お米が必要でなければ棚田も必要にならなくなってしまう。
そんな時、参加者の一人の方が素敵な意見を言ってくださいました。

「これから小麦が高くなって値段が高騰するから、もっとお米を沢山食べる時代になるんじゃないかなと思いますよ。私たちがもっとお米を食べて、お米が沢山必要になって、棚田を全部使っても足りないくらいになる。この先30年後、そんな日本になっているかもしれませんよ。」

そうだねー おコメ!ニッポン!
パンも好きだから、最近たまに見る“米粉”のパンがもっと普及して、
「やっぱりお米」なニッポンになったらいいなと思いました☆
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by tomokuro-55 | 2008-02-23 18:08 | 私にできるエコ | Trackback
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