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今日は、薄寒くなった夕方から、
ご近所の和の器やさんChocolatecosmosのオーナーさんにお誘いされた
ライブペインティングのイベントにおじゃましてきました〜

※私がライブペインティングしたのではありませ〜ん(^o^;)


* * *


1階は和食器屋さん、2階はイベントスペースとして、
部屋の側面には二人の作家さんの絵が飾ってあり、
前と後ろには、一人ずつの作家さんが4時間かけて絵を描いてゆきます。

それをつまみにお酒を飲むっていう贅沢な時間です。


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こちらが、アラヤンさん。前歯が欠けてチャーミングでした(笑)


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陰影のある、渋くて力強い絵をためらいなく描き進めてゆきます。


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反対側の壁で描くのがカツロウさん。

色鮮やかでファンタジックな繊細な絵を、
アクリル絵の具・クレヨン・ボールペンなどたくさんの画材を使って、
筆や指でこすったりして色を重ねてゆきます。




あ〜 観ていて気持ちよかった☆

私も大きな絵が描きたくなっちゃいました(^o^)
エネルギー充電って感じ。
お誘いくださったオーナーのサトミさんに感謝です♪

いやぁ〜 絵ってほんとうに良い物ですね!




★和の器 Chocolatecosmos
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このごろお外が気持ち良いのでおさんぽが楽しいです。

今日、図書館に行った帰りにちょっと遠回りして帰る途中、
立派な立派なザクロを見かけました!


* * *


血もしたたるような…
というか、宝石みたいにキラキラです☆

実りの秋ですねぇ〜

1年かけてコツコツと、
一つの仕事を毎年毎年くり返す植物はエライなぁ。
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昨日2009年9月9日のゾロ目の日、
父方のおばあさんの三十三回忌でお墓のある静岡県富士宮市へ
家族で行って参りました。



* * *



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お寺のまわりは田んぼが沢山あって、稲が金色に色づいて頭を足れ、
笠がけされた稲穂はきれいに並んでいてとてもキレイでした☆

静岡県は富士山からの沸き水が湧き出る、水の町なんですね。
沸き水なので、水を触るととっても冷たい!
空気も澄んでとっても気持ちが良いんです。

ここに来ると、やっぱり富士山は霊山なんだなぁと、
色んな意味で感じます。

本堂で、親戚のおばさまおじさまと、
喪主である中野家家族4人が集まり、
ご住職のお経に合わせて、
私も手渡された教本(?)をみながらお経を唱えました。


「南無妙法蓮華経」


以前にblogで浄土真宗の事を書き、うちもそうだと思っていたのですが、
実はうちは日蓮宗でした(^^;)
そのくらい信心がない私なのですが、お経を唱えるのは結構好きみたいです。


おばあちゃんは、私がまだ1〜2才の頃、まだ借家の平家の時にうちで亡くなりました。
お嫁にきたばかりの母が、産まれたばかりの私とおばあちゃんを一緒に見ていたのです。

すごく大変だったんだろうなぁ…

それで、私の赤ちゃんの頃の写真はほとんどなくて、
寂しい思いもずいぶんしたけど。
その変わりに、亡くなった後も、
おばあちゃんが家族を守っていてくれているのをずっと感じています。

ここ10年ほどの間、家族でずいぶん辛いこともあったけれど、
誰も失うことなく現在に辿り着くことができました。

父の上の4人のお姉さんのうちの一人が言っていたのですが、
「中野家の男はみんな早く亡くなっているのよ。」
なので、父が67才の今まで生きているのは、
やっぱり何かに守られているからだと思うのです。

どんなに今、孤独を感じても、
ひとりぼっちだと感じても、
血と血のつながりがあるからこそ今の自分がいて、
その自分という存在こそが孤独でない証なのだと、
改めて感じました。



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こちらがお寺さん。700余年の歴史をもつ安居山東慚寺。
ちょっと恐い歴史もご住職さんにお聞きしました...(*◇*;)



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待ち合い室の天井には、藍染めの素晴らしい作品があります。



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お寺の裏は小高い山になっていて、
そこから流れる小さな滝が気持ちよい風を運んでくれます。
山から伐採した竹で、竹炭をつくってるんですって。




河口湖インターから高速を降りて富士山沿いに道をドライブすると、
晴れた日は富士山の絶景が見れてきれいなんだけど、
今回は霧が出ていて少し雨も降ったりで見れなくて残念でした〜

でも、高原の冷たい空気は気持ち良かったです♪

今、色々と変化の起こる時期になってしまっているので、
頭がリフレッシュできて良かったかも(^-^)/


生きてる限り、立ち止まってはいられないし、
変わらずにもいられませんね☆

でも、生きているだけで大丈夫!
元気でいれれば全てOK!!


恐れずに一歩を踏み出そうと思います。
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今日は、派遣の時にお世話になった会社からの付き合いの
二人の年下女子と渋谷でランチしますた☆

タイ料理屋で焼ビーフンのランチセットを食べながらおしゃべり。
コーヒーが飲みたくなって向かいのロイホに移ってさらにおしゃべり。

主に仕事と恋の話でした。
(きゃーっ!!そういうと、めちゃくちゃ女子っ!)

私以外の二人はGデザイナーなので、
私のフリーイラストレーターとしての悩める今の打開策を
私の思いつかないをアイデア出ししてくれて、とても参考になりました!

思わず手帳にメモしちゃいました(笑)!

恋バナ、こちらも深い話でした〜
結論、「好きになる人の趣向はそう簡単には変わらない。」
それが悩みの種であります。。(汗)


* * *


その後、二人と分かれて荻窪へ。
粘土仲間のたにむらまいかさんの個展がやっているカフェへ立ち寄りました。

彼女は私の使うオーブンクレイFIMOとは違う種類の
モデルマジックという粘土を使っています。

ちょうど粘土教室中で、一人の体験者の方と粘土をコネコネしていたので、
モデルマジックを初めて触らせてもらいました。
うぅ〜ん いやされる〜(=▽=)♪

カフェのオーナーさんがまいかさんのお友達だそうで、私と同じ年のイケメンくん。
こちらもいやされました〜(笑)♪

近所の方でラサール石井似のおじさんがいて、
なんとな〜くオーナーさんを交えてお話しているうちに、
ディープな話になってきて気づけば二人でしゃべりまくってました(^o^;)

名前も仕事も知らない人だけど、
どうやらクリエイティブ関係の仕事で部下を使う仕事をしているらしい。
社長?

おそらく40〜50代の人だと思うけど、
色んなことを知っていて面白かったです☆

中央線近辺のサブカルな人々の話とか、
政治の話とか、動物の食肉製造の現場のリアルな話とか、
なぜか各国の死刑の話にまでディープに…(汗)

その後みんながその話に合流すると、
あざらしの肉を食べたことあるとか、
熊は雑食だから臭いだとか、
アライグマはイヌ科だからくさいのかとか、
その場にいる方みんな、
オーナーさんを含めディープな人たちだったようです(笑)

政治の話や国の歴史、
興味はあるのに読んだり聞いたりしても忘れちゃうんですよねぇ…
と言ったらおじさんに、
「トリかよ〜」と言われました。。


トリ並みな脳みそなわたし…


いつも一人で仕事をしているのに、
今日は7人もの人とディープな話をしたので、
ちょっと脳みそがグツグツいっております。。

グツグツいってたらカフェに忘れ物をしてきてしまいました…
そして今回もお写真撮るのも忘れちゃったので文章だけ日記…


…さすがトリな脳みそ!
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今日はすこし時間をいただいて、
成増アートギャラリーで開催中の「世界の絵本展」を観てきました。


* * *


成増。
あまり降りる事のない駅だと思っていましたが、
思い起こすと、楽しいこと、悲しいこと、その両方の思い出のある町でした。

今回は、以前お仕事でご一緒したデザイナーのヤマさんこと山田武さんがブックデザインした海外の絵本『水おとこ』ともう一冊の本が、“第15回いたばし国際絵本翻訳大賞”というのを受賞したそうで、そちらも拝見しに行きました。

以前からやりたいと思っていた絵本のデザインを実現させて、
さらにそれが違う形だけど賞を受賞したのはすばらしいなぁと思います☆


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今回の展示では、かの有名な“ボローニャ児童図書展”から世界各国の絵本がずらっと展示されて、それが実際に手に取って読むことができました。
仕掛け絵本や、様々なサイズの本があるので、
それを手に取って体感できるのはすごく良かったです☆

さまざまな国の絵本があるので、描いてある文章は読めないのですが、
絵を見るだけで内容が分かるし、かえって自分で想像するので面白いなぁと思いました。

それに、国によって全体的に雰囲気が何となくあるのが面白かった。
北欧や寒い国の絵本は、シックでシンプルだったり、ほんのりと暖かい色だったり。
赤道に近い熱い国の絵本は、原色が多く、構図も大胆だったり。
宗教色の強い国では、何となくやっぱり生死感を感じるような絵本だったり。

さまざまな絵本をみながら、
自分の作品をこれからどうやって構成して展開しようかなども考えて、
ちょっとした確信や、ちょっとしたアイデアも沸いてきました。


「頭に思い浮んだアイデアは、外の空気に触れさせなければならない。」


とある方が話していた言葉が、
今では自分の中で自分のものにもなっているのですが、
またそう思いました。

絵本って、人が思いを託して「本」という形にギュッと凝縮したパワーの固まりで、それを全部とは言えないまでもあれだけ沢山のものに触れてきたので、ちょっぴり消耗してしまいましたが(^^;)

でも、あれだけ沢山の作り出す人間がいて、
あれだけ自由に発想やアイデアをぶつけていて、
なんだか色んなことを考え過ぎて勝手に消耗している自分がいることに気付いて、
「あーっ! もっとやりたいことを思いっきりやっていいんだ!」
…と思いました☆
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今日は、母と一緒に銀座まで。

私のもう1人の恩師、中学〜高校くらいの時、
毎日新聞の週末にだけ同封してくるミニ新聞『くりくり』を
きっかけに出会った松本剛先生の個展へお邪魔してきました♪


* * *


『くりくり』には小さなイラスト投稿のコーナー「イラストセミナー」というのがあり、毎週送られてくるハガキに描かれたイラストを、プロのイラストレーターである松本先生が選んでくれてプロの目から見たアドバイスをしてくれる…という、まだ素人である一介の高校生にはとても刺激的なコーナーでした。

関東全域から送られてくるイラストのうち、毎週選ばれるのはたった3点です。
最初のうちは、他の人の作品を見て、先生のコメントを読み、
ドキドキしている一介の読者だったのですが、ある日勇気を出して投稿してみると、
なんと3点のうちの1つに載ったんです(@◇@;)


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↑その初めて「くりくり」に載ったイラストがこちら


きゃ〜っ はずかし〜っ(>△<;)!!
なんか、気取った感じ… 気合の入れ方が尖った感じ。。

このころからすでに先生に、
「難を言えば、絵が出来上がり過ぎて、遊び心の余地がない事か。」
と言われています… なんか私、進歩してないんじゃないかしら…
まさに今でも自分の中で課題なことです(==;)

そのコメントを受けて切れたのか、次に投稿したのはこちら。


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…なにこれ……?


白黒掲載なので分からないのですが、
アクリルガッシュかなにかで色をハガキに塗りたくって、
その上に修正液で変な生き物を描いたのです。。
意味不明すぎてまた載せていただいたのですが、
このタッチの多様さはこのころから存在していたようです。

この間、3年間くらい頻繁にイラストを投稿し、
年に一度ある「イラスト大賞」では一番の大賞をいただくこともできました。

イラスト大賞の受賞者は、毎日新聞社の最上階にある「アラスカ」というレストランで貸し切っての授賞式に出席することができて、賞状をいただき、美味しいお食事をいただくこともできました。

竹橋駅徒歩1分、皇居の緑を見下ろす毎日新聞社本社へ足を運ぶことは
とてもとても特別な経験で、緊張と興奮で体が震えたものです。

その授賞式で、同じく賞を受賞した絵を描くのが好きな友達とも出会えて、
「イラスト大賞」を受賞できるとまた次の年も会えたりして、
その友達は今でも何年合わない時間があっても、
その頃と同じ気持ちで出会うことができます♪

この経験は、初めてイラストを通して社会や人と繋がった経験でした。

イラストのお仕事が、「特別な才能に恵まれた人がなれる」のだと
思い込んでいた私の本気が少し芽生えたのがこの経験です。

高校を卒業した後、まだ迷いのあった私は女子短大の英文科へと進みますが、
やっぱり絵への道が諦めきれずに卒業後、桑沢デザインへと進みます。

グラフィックデザイナーとして会社に勤めるようになった後も、
「くりくり」とのご縁は切れずに、デザイナーの経験を踏まえて、
「イラストセミナー」コーナーの講師を何人かで担当する時にその1人として担当させていただいたり、「くりくり」が廃刊になる最終号では、イメージキャラクターの“デカメくん”の立体を制作し、表紙を飾らせていただくこともできました。


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↑これが赤塚不二夫さんデザインのオリジナルデカメくん

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↑こちらが「くりくり」最終号。デカメくんからのメッセージ付き。


そうやって、自信のない私に、
だんだんとイラストレーターへの“本気”が芽生え初めます。
なので、松本先生と「くりくり」のイラストセミナーとの出合いは、
私にとっては大切な存在なんです(U v U)


* * *


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画廊へ行く前に、一緒に行った母は地元の狭山茶を、
私はお茶に合いそうな紫芋のスイーツを手土産に用意して持って行きました♪

ギャラリーの中は、先生のあったかい作品でいっぱい☆

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数年ぶりに会う先生、元気かな〜?
って、おーいっ 壁から生首が〜…(=▽=;)


先生、お変わりなくお元気そうでなによりです♪
先生の作品を原画でじっくり見るのは初めてで、
イラストレーター・プロ暦35年のお仕事の数々は圧巻でした。。

ポップでやわらかい和みタッチから、繊細で緻密な水彩画まで…
様々なタッチがありながら、その完成度の高さ。
作品に添えてある詩や、絵に込められたダジャレ的センス、
4コママンガのネタなど、絵だけではない楽しみ方ができて、
母も「トモミ、これ見てー」と楽しんでいました(^o^)


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私が気に入ってしまったのは、“虹の雨”の作品。


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そして、すんごいのが水彩画で描かれた風景画。
今でもアナログでお仕事をされているそうです。
すっかりデジタルでお仕事をしている私…
なんか、すごく反省してしまいます。。

今でもデッサンの勉強をしたりしているそうで、
いつまでも自分の技術を磨いていく、その姿勢がステキなんです☆

初日の今日は平日だというのにもかかわらず、
会場へは沢山のお客さまが足を運んでらっしゃって、
懐かしい「くりくり」で出会った友達や編集さんにもお会いできました〜♪

生きているってスバラシイ☆

あの頃のペンネーム「はにかむらいおん」もいい思いでです…(^-^;)
同時期投稿していた同じ年の「はりけーんどらごん」ちゃんとも会えて、
先生と一緒にパチリ!


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先生、すごいいい笑顔!!はりけーんどらごんちゃん、なぜかビックリ!?
ご機嫌なワタシ …とつっこみどころ満載なお写真が撮れました(笑)



★先生の個展は今日から一週間開催しています☆
 銀座へお出かけの方は、ぜひぜひ足を運んでみてくださいね(^○^)/

 『松本 剛 / 昆・鳥・動・植イラスト展』
 2009.08.17(MON)-08.23(SUN) 月光荘画室2

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ふい〜っ ここんところ早起きして仕事にとりかかり、
バタバタしておりますっ ありがたいことですっ


先週(先々週?)行った「アール・ブリュット」の展示の感想を書きたくて仕事のキリの良い所で…と思っていたのですが、そんなことをしていたら仕事以外のやらなきゃな事が溜まっていくので早起きしてそれらを片付けることにしました(^^;)

それに、頭の中で考えていることは“外の空気に触れさせ”ないと発酵して腐ってくる…のです。なんだかまとまらないまま、いや〜なモノになる気がします。
作品もそういう思いが形になって出てくるようなものかな。

なので、とりあえず頭の中のとっちらかりから
ここでまとめてみようと思います。


* * *


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去年、汐留ミュージアムで開催された『アール・ブリュット/交錯する魂』に引き続き、先日観に行った『目覚めぬ夢 アール・ブリュットの表現者たち』で、2回目のアール・ブリュット作品のグループ展示を観に行きました。
あと、去年か一昨年に映画『ヘンリー・ダーガー 非現実の王国で』を観ました。

「アール・ブリュット」とはフランス語で「生の芸術」という意味で、
英語では「アウトサイダー・アート」と呼ばれる、
フランスの画家ジャン・デュビュッフェが発案した言葉です。
(その他、「ボーダレス・アート」など色んな言われ方があるそう) 

アール・ブリュットの作者たちは、
正式な美術教育を受けず、発表する当てもないまま独自に作品を作り続け、
その多くが精神障害者、精神病患者、または刑務所などで初めて独学で制作している人達です。
そのため、“孤独の内に生まれる作品たち”だと言われます。

去年の展示での感想を日記ではこう書いていますが、
今回の展示では、毒気に当てられたように観た後にぐったりしてしまいました。。
そっかぁ、これもアール.ブリュットなのね…


もとは、田口ランディさんのブログや本で知ったのだと思いますが、
あらためて私ってば興味あるのねぇと思います(笑)

何が面白いかというと、作品を見ることで「自分が問われる」感覚です。
(またマゾっぽいかと思われるかもしれませんがw)
こんなふうに誰かの作品を観て、自分の観ている世界が問われる、
自分の描いている世界が問われる展示はないなぁ…と思うのです。

ひょいっといとも簡単に、こっちの世界からあっちの世界へ行ってしまう人達の作品は、
恐ろしいような、あこがれるような、不思議な気持ちになります。

そのとこっちあっちの世界の事をランディさんは、
『此岸(しがん)』と『彼岸(ひがん)』と書いています。

彼岸とは、煩悩を脱した悟りの境地のこと。
未来学者アーヴィン・ラズロ博士のいう「Aフィールド(叡智の海)」であり、
オーストラリアの原住民アボリジニが「ドリームタイム」と呼んだもの。

日本でのお彼岸では、ご先祖さまの霊を迎え火でお迎えし、
その乗り物としてキュウリやナスで家畜を模して作り、
ぼんぼりに明かりを灯してご先祖さまと一緒に過ごし、お墓参りをし、
送り火でお送りしますよね。

今はマンション暮らしだったりしてやっているご家庭も少ないかと思いますが、
家も小さい頃は一通りの行事を家族でやっていました。
野菜と割り箸で動物を作るのが楽しかったな。

決してスピリチュアルな世界ではなく、
ごくごく自然に世界中の人達の生活の中にあるそういった世界と、
昔から私たちはおつき合いして生きてきたんですね。

アール・ブリュットの作者たちのように精神を病んだ人達は、
此岸と彼岸の境目が淡く、否応なく受け入れて生きているのでしょうか。

それを言うのなら、その境目には何があるのでしょうか。
人が人として此岸にとどまっていられるのはどうしてだろう?

ランディさんは本の中で、北海道の「浦河べてるの会」の方達とふれあう中で、
総合失調症の人の意識は望むと望まぬとに関わらず環境と連続している、
世界と人間との間がない…と言っていました。
そしてそれは、多くの宗教家が望む「無我」の境地でもあるのだと。

今回の展示を観て不思議に思ったのですが、
去年の展示ではとても愛らしさを感じ楽〜な気持ちで見れたのですが、
今回は完全にパワー負けしてしまいました…

それがとても不思議で、なんでだろう…と先週ぼんやり考えながら、
ランディさんの本を読んだりしていて、
「我欲」という言葉にぶつかりました。

精神の病に詳しくないのですが、
その病気の種類によっても世界とのつながり方が違うのかもしれない。
自分と深く繋がって、我欲を追求し尽くす人もいれば、
自分をこえた何かを表現する人もいるのかもしれない。

それはなにもアール・ブリュットに限ったことではなく、
私たち此岸にいるクリエイターが作るものも同様だ。

そうやって作品を見るから、自分が問われるような感覚になるんだなぁ。

私の作る原動力ってなんだろう…?
我欲から湧き出るもの?それとも何かからのインスピレーション?

完全なるオリジナルを作る時、それは色んな切っ掛けがあって、
例えば、新しい画材や材料を使ってみたいとか、
新しい構図を試してみたいとか細かいことは色々あるけれど。

この間の個展の時のように「作らなきゃ!」と強く感じるテーマは、
日々の中で感じていること、
心の奥底で言葉にならないけど大切だなとモヤモヤ思っていることが、
何かを見たり聞いたり読んだりしたものにインスピレーションを
もらって、ビジュアルとして形になったときに、
あぁ、これは体の外に出さなくちゃならないっ!!

と必要に迫られて体が動くって感じかな…?

作りながら、手の動きが気持ち良いように動くのにまかせたり、
色と色が気持ち良いように心に「OK」が出るまで迷ったり、
最終的にはやっぱりなんとなく、感覚でOKが出せる形になれば良し。

きっかけや方法は我欲に動かされているのかもしれないけど、
なぜか「やらなきゃ!」と迫られたり、OKを出す自分は、
なんでと聞かれても上手く説明ができないし、
自分の力だけでは完成まで仕上げられたのかどうか分からないし、
自分以外の誰かや何かが手伝ってくれているような、
やらされているような気もするし良く分からないなぁ…

作品を仕上げる労力って、とてつもないパワーを必要とするから、
何かを作り出すことって、やっぱり自分の力だけでは足りないような気がします。

それとも、そもそも人間にはとてつもない力が潜在しているのか…
だとしても、此岸にいる私たちは意識や常識で強固なダムを作っているので、
その力に触れるのは容易いことではないでしょう。

それは、人間の脳の仕組みの問題かもしれないし、
人の心や精神の問題かもしれないけれど、
アール・ブリュットの作品たちを見ていると、
そのとてつもないパワーに触れることができます。

何千枚も同じような絵を描いたり、
世界の再構築をするために方眼紙を埋め尽くしたり、
一部から描き始めた街が何メートルにも継ぎ足して大きな絵になったり、
厚さ10cm以上にもなる、絵のような文字の日記を書いたり.....etc.

日々の集中力のなさに悩む凡人には、
非常にうらまやしくもなるのです。。。




なんだかまとまりのない文章になってしまいましたが、
とりあえずちょっとスッキリしました(^^;)
最後までおつき合いいただいた方、お疲れさまでした(U v U)

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先週末は土曜日に田植えのお手伝いの予定だったのですが、雨降りのために翌日に変更になり、日曜日はウクレレ教室や友達とギャラリー巡りの予定だったので、やむなく断念…(;△;)

つまみ農場のメンバーでイラストレーターの先輩でもある五十嵐さんに、
田植え足袋をお願いして買っていただいていたのに、ざんねん無念です…!
(五十嵐さん、ごめんなさい!足袋代は必ずお支払します!) 

田植えを終えた後の田んぼは、これから「草刈り」や「かかし作り」、
年末には「収穫祭」もあるので、めげずにお手伝いしようと思います☆


* * *


そんなわけで、日曜日は3ヶ月ぶりのウクレレ教室♪

地元のヤマハにはすっかり馴染んでしまったようで、
受付の方も、生徒の方達も、先生も暖かく復活を迎えてくださって、
「あぁ、ホームだなぁ…」などと密かに嬉しくなっちゃいました(笑)

毎年、夏に開催されている発表会の曲の練習に入っていたのに合流したのですが、
またもやサドな先生に難しいパートを任されておりました…。
(へたくそなのに、よく挑戦させてくれるなぁ。。(^^;)) 

でも、家で一人で練習していると、
もっとこうしろとか誰も言ってくれないから進歩しないんですよね。
お金を払って習いに行くのは、やっぱり随分と進歩できるなぁ…と
久々にレッスンを受けて、改めて思いました。

人前で一人でソロを聞かせることをできるくらいまで、
せめて上手くなりたいものです!


* * *


午後からは、高円寺で待ち合わせをしてあかばねまきちゃんと一緒に、
4月に個展をさせていただいたギャルリー・ジュイエで開催中の
「少年展」にお邪魔させていただきました。

ギャラリーと主催の方との共同企画展だったので、
沢山の方が出展されていて、たくさんのお客さまたちで大盛況でした☆

全ての作品の中にローマ字が隠れていて、5文字を組み立ててある単語を探す…
という“謎”が隠されている企画が盛り込まれて、
グループ展ならではのこういう企画も面白いなぁ〜と思いました。

出展者の中には、去年『猫楽百貨』でご一緒した、
スパン社さん、猫和尚さんもいらして、
向いのカフェにお茶をしに行ったら、偶然、猫和尚さんに会えました♪

旦那さまにもお会いできて、なんと、桑沢の先輩だったので、
あのハードな日々やボロい校舎の話とかできましたw

和尚さん、妊娠8ヶ月で体調大丈夫かなぁ…と心配だったのですが、
元気そうでよかった!
というか、かわいくなってました!

いつも思うのですが、妊婦さんってカワイイ…(=▽=)
なんでしょうね?新しい命がやどってるから?
キラキラしてるような気がします☆


* * *


その後、まきちゃんのおうちまで行って、終電まで女子トーク炸裂。
近況話しやら、最近気になることやら。
最近、人間の“におい”が気になったりしております(笑)

だんだん暑くなってきたから、気になる季節なのもあると思うけど、
においってすごく人の好みがあらわれるような気がして。
それで、色んな人に話を聞いたりしてみてるのです。

色んな話が聞けて面白いですw

なんでも、恋愛において人間は自分を似たような遺伝子を嫌うのだそうで、
生物的に、より優れた強い遺伝子を残すために本能的に異質をとりこもうとするそうです。それと、人の匂い“フェロモン”が関係しているのだそうです。
(だから、女の子が年頃になると父親のにおいを嫌うのは当たり前なのだそう。)

それとか、カッコイイでも性格がいいでもないのにいつもモテる男の子がいて、
その人が、肉体労働中で3日もお風呂に入っていなくて、もちろんすごく汗くさいのに、
なぜか、「嫌じゃない」においだよねーという話しとか。

wikipediaの「嗅覚」によると、
「特定のにおいへの感覚は個々人によって異なるが、
 この差は遺伝子配列にまでさかのぼる。」のだそうです。
嗅覚と遺伝子って密接に関係してるみたいですねぇ…
ホルモンにも関係してるみたい。

面白いですねー
これからは、においのセンサーでパートナー探しをしてみようかなと思いますw
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今日は午前中に打ち合わせ一本。その後に、渋谷で所用を済ませ、
母校・桑沢デザインの後輩ちゃんの二人展のために中目黒まで行きました。

写真は、帰りに眺めた目黒川。
新緑の気持ち良い季節になってきましたね♪


* * *


打ち合せのあった会社も、皇居と靖国神社の近くにあるので、
窓から入ってくる風が気持ちよかったです。

やっぱり木が沢山ある街は良いですねぇ…

ウクレレの弦が、最近の湿気と暑さと気候の変化が激しいせいか、
先日、ブチッと切れてしまったので、
渋谷へは、今のウクレレを買った楽器店に寄るために行ったのですが…
もぅ、どこもかしこも、人・人・人!!

おまけに、タワレコのもっと先にあるお店に行ったら、
移転して、ドンキ近くになってるし、
さて、ウクレレの弦はどこですか?と店員さんに聞いたら、
ウクレレ専門店ができて別店舗になります…と渡されたマップが
さっき通った渋谷駅前だし…

ムキー−ー!

…となりましたが、ひとまず近くのカフェでランチをして気を沈めました…

ランチがてら、渋谷の楽器店が移動になったことをウクレレの先生にメールすると、さすがにすでに知っているらしく、オススメの店員さんを教えてもらいました。

いざ、お店に行ってみると、小さいながらに店内は前の売り場の時よりも品揃えが増えていて、その美しいウクレレたちにうっとり…
すっかり気分はなおってしまうのでした。。(あぁ、先日に引き続きなんて単純なの…)

そういえば、ウクレレも木でできてる楽器だったなぁ。
ハワイアンコアに、マホガニー。ボディーもネックも木でできている。
やっぱり「木」が好きなのかしら…


オススメの店員Kさんがさりげなく説明をくれるので、
楽しくウクレレトークをひとしきりして、もちろん弦も買ってきましたよ♪

それにしても、楽器のフォルムって美しいわぁ…
見目うるわしく、奏でて美しく楽しい、ウクレレ最高☆


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いずれは本店舗へ移動するそうですが、しばらくはここで出点するウクレレ専門店。
ウクレレラバーズは近くへご用の際はのぞいてみてください♪


* * *


その後、中目黒のhuggeにて、坂三春ちゃんの二人展へ。
三春ちゃんは、桑沢デザイン塾で知り合った9つくらい年下の後輩ちゃんなのです。
粘土の師承でもあり、桑沢デザインの先輩でもある森井ユカ先生に誘って頂いたデザイン塾で知り合ったので、こちらも不思議なご縁です。

美味しいコーヒーをいただきながら、若い二人の作品に触れて、
制作について、いっぱいお話をしました♪

迷いながらも、前へ進もうとする人が、私は好きです。
回り道が、力になる。
ショートカットして目的地に着くよりも、
くねくねと曲がりくねった道を、それでも進む人が好きです。

色々と話してる中で、
「展示では必ず立体を作るのだけど、
 ここんところずっと立体の仕事がないんだよねぇ…(寂)」
…なんてぼやいてたら、
帰宅した後で、もう何年も前にファイルを見ていただいた方からお電話があり、
久しぶりに立体のお仕事をいただきました〜!わ〜い!

…いや〜 ぼやいてみるものですね… ちがうか…(^^;)
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今日は午前中からお出かけして、
三鷹の病院 → 外苑前のギャラリー → 新宿の展示とトークショー
と、みっちり出歩いてきました。

たまにはオサレしよ〜っと、赤い少しかかとのあるパンプスを履いてでかけたら、
パンプス用の靴下が脱げて脱げて、思いっきり靴ずれして、
ほうほうの体で帰ってきました… トホホ。。


* * *


でも、病院での治療は順調だったので先生にとりあえず治療終了のOKをいただいたし、
久しぶりに会うトモダチをおしゃべりできたし、
面白いお話も聞けたし、満腹な一日でした☆

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お昼には、三鷹のベトナム料理屋さんで
ピリカラビーフンを食べて、汗だくになりつつも満腹に♪


外苑前の展示は、以前知り合いの和食器屋さんで会った、
日笠くんのグループ展でした。

セツ・モードセミナー出身の3人展だったのですが、
「セツ」らしい、勢いのあるタッチだったり、シックでオシャレな色使いだったり。
私が描いたり作ったりするようなイラストレーションの世界ではなく、
アートとして活動される方達だったので、
自分にはない発想や世界観に刺激を受けました。

なんていうか、「空気」を描こうとしているんですよね…
仕事として描くイラストレーションの世界は説明することが目的なので、
こういう曖昧なイメージの絵ではないことが多いので、すごく新鮮です。。

もうすでにこの次点でかかとの皮はベロンと向けてヘロヘロなのですが…;;
靴下が悪いのかと思って、無印良品で新しいパンプス靴下を履いてみるものの、
やっぱりかかとが脱げてしまい、ヘロヘロになりつつも新宿へ移動。

今年は個展があったためにお休みしたのですが、
毎年のように参加していた「立体ヒャクテンマン展 2009」へ。

年に一度集まる懐かしい面々や、お久しぶりの顔に会えてホッと一息♪
今年も子供から大人まで、自由に、
プロもアマも楽しい作品を沢山出展されていましたよ!

ここに来る度にいつも、「もっとハジケたい…!」と思います。
上手に作ろうとか、整えて形良くとか、そういうことを忘れて、
思いだけで手を動かしてみたい…
技術を磨いたり、もっと原始的なものを求めたり、
行ったり来たりだけど、まだまだです。道は長いなぁ。


* * *


その後、同じく新宿の反対側にある、
TAKANOの4Fにあるコニカミノルタプラザで開催される、
作家の田口ランディさんと雑誌「風の旅人」の編集長・佐伯さんのトークショーへ行ってきました☆

テーマは、「いまここ、あるいは、ここではないどこか」。

今回、「旅」というテーマで写真展が行われていて、
そのイベントの一環としての公開トークなのでした。

「旅すること」を、どこか遠くへ行くことではなく、
身の回りにあるものをもっと深く驚きを持って感じることなんじゃないか…と、
そういう事から話が発展する内容でした。
(あんまり違ったことを書くとランディさんに怒られちゃうので割愛させていただきますが…w) 

すごくエキサイティングな内容でした☆

ランディさんは私より15才年上なのだけど、私もそのくらいの年齢になったら、
この世界をもっと深く、自分の目で、感じたことを理解できるようになるのかな…?
だとしたら、年をとるのがすごく楽しみ!!

ランディさんと佐伯さんの話は、溝落ちに響くようなお話でした。
私の印象に残った言葉を少しだけいただくと.....


「人は本当にビックリしないと変わらない。」

 とか。

「感情で生きる」

 ということとか。

「自分の感情に振り回されないために、戻ってくる安定した場所が大切」

 だとか。


モノ作りの仕事に関しても、恋愛に関しても、
自分の感情抜きでは充実感とか幸福感というのは得られないんだよなぁ…って。
自分が考えていることのヒントがいくつも隠されていました。

何か隠れてる、つかみたいものがそこにある、
…と思うのに、それを判断する力やセンスが足りなくて、
そんな自分がもどかしいです。。

それでも、知りたくて、溝落ちに響かせたくて、
私は手を延ばすんだろうな。

少し恐いけれど、それがとてもキラキラして美しいのも私は知っている。

そんな原始的なセンサーが自分に存在しているのを、
とても頼もしく感じるのです。


最後に、やっぱり欲しくなってランディさんの新刊を購入。
その場でサインをしていただきました♪


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「トモさん江」にしてもらいました。ありがとうございます(U v U)
うっふふ〜♪



帰りは、買い替えた靴下もやっぱりダメで、
「もうやだ!バカ!」と誰になんだか腹を立てて、やっとの思いで帰ってきましたが、
痛みなんて10分もすれば忘れて、新刊に「うふふ〜♪」とか思ってるんですね…
あぁ、なんて単純。。
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