桑沢デザイン塾に通いました☆
「2007年〈第2期〉桑沢デザイン塾」に通っておりました。
私が受けさせていただいていた講座は『カード!カード!カード!』という講座で、
毎回、あるテーマでカードを作ります。
ほぼ隔週にある全5回のうち4回目だけは仕事の都合でいけなかったのだけど、
足がけ3ヶ月の講座もあっという間に最終回!
その最後の授業を、先週の土曜日に受けてきました。
桑沢塾で面白いのが、受講生の年齢層の幅の広さ!
まだ10代の学生さんから、リタイアされた年輩の方までいて、
同じ課題を与えられて他の人がどんな物を考えるのかもすごく面白いんです。
今回は、粘土のお師承さん、森井ユカ先生にご案内をいただき、
先生ご本人、それに粘土仲間のいとうまなぶさんとも一緒に授業に参加できて、
ある意味、“プロ”として授業内である程度の完成度のあるものを仕上げなきゃ!!
…な〜んて変なプレッシャーもあり、エキサイティングな時間でした。
今回の授業では、ポップアップカードだったり、頂き物のパッケージを使ったコラージュでのグリーティングカードだったりを作りました。
まず、先生から教わって、仕組み・やり方を学んだ後、
実際にそれを応用してオリジナルの作品を作ります。
その時間、2時間!
実際やってみると分かるのだけど、2時間ってすごく短いです!
欲張ったり、悩んで決断できなかったりすると、時間内にモノが仕上らない。
その「時間」と「アイデア」の訓練としても、すごく勉強になりました。
時間をかければ良いものができるわけではなく、
短い時間しかないからこそ、無駄なものが省かれて伝えたい事だけが残り、
結果スタイリッシュなデザインができたりするんです。
それに、火事場のバカ力??
…みたいのが、自分にあることを体感。
あと10分しかないのに、型紙を切り抜き、仕上ってしまったりした自分に驚きました。
普段、仕事では使う事のない“紙”という素材の面白さも新発見でした。
平面の1枚の紙が、立体を作り出す不思議。
そして、その立体が作り出す影。
それを含めた全てが、造型の美しさを作り出すんです。
ユカ先生にご案内いただかなければ、体験することのできない“モノ作り”だったので、
先生には心から感謝の気持ちです☆
一番上の写真が、最終日の卒業制作?の作品です。
賑やかなサーカス団を作ってみました☆
これは、A3のケント紙を使って、ジャバラの仕組みを利用してポッポアップを作ります。
閉じれば真っ平ら。開くと立体。不思議でしょw?
京都の和菓子屋さんの「かすていら」を頂いた。という設定で、
そのパッケージを利用してお礼状を作るんです。
カステラを表してみたんだけど、なかなか難しかったです....
う〜ん。言葉で説明するのが難しいのだけど、真ん中が割れて、
めくってもめくってもポップアップが出てくるんです...
説明ができなくてごめんなさい.....
紙って不思議ですね〜
by tomokuro-55
| 2007-12-10 17:14
| 作る・創る